東京は19時(2022)

ストーリー

好奇心旺盛なマキは最近、自主制作映画の撮影がマイブーム。
監督だか女優だかよく分からないいでたちで満足げにカメラを回します。
今日は19時にライトアップが点灯する東京タワーにタイミングを合わせ、クライマックスシーンの撮影。主人公が実は自分が未来人であることを恋人に告白し、元の世界に帰ってしまう感動のシーン。
ただし、撮影予算の関係で未来に帰る演出はシャボン玉になってしまいました。

お気づきの方も多いかと思いますが、本作品はピチカートファイブ「東京は夜の7時」のミュージックビデオから着想を得て制作しました。
オシャレ皇帝ピチカートファイブは何年たっても色褪せません!

こだわりポイント

この作品はカラーを線のみで入れています。
シャボン玉やマキの輪郭線はキツめの原色を使っていますが、まったくうるさくありません。差し色として画面を品よく華やいでくれています。

シャボン玉の原色輪郭線

あとは、カメラのメカメカしたところや、ファー、髪の毛のツヤはデジタルツールならではのおもしろい表現ができました。

メカメカしたカメラは安心と信頼のヤスダック社製
ゴージャスなファー
髪の毛のツヤ

黄色を少し版ズレさせたり、全体にもやもやフィルターをかけたりして、レトロ感を演出しています。

黄色の版ズレ
レトロもやもやフィルター

ジャケダケレコード

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